仕事研究10(問題と課題)
大阪主愛教会の子育てパパの仕事研究です(^^♪
今回は、「問題」と「課題」について説明したいと思います。
私も、以前はあまり意識してなかったのですが、仕事で行き詰まったときに研究しました。自分の仕事が、「問題」解決をしているのか、「課題」解決をしているのか、判断することができるので、便利です。
[問題」と「課題」については、検索したら多く出てきますので調べてください!(^^)!
では、本題。
仕事をしていると、順調に進まず、問題が生じることが多い。私の場合は、基本、「問題」ばかり起きるので、その中から「課題」を見つけて、日々それを解決していくことが仕事になっている。
人が絡むので、本人のやる気の「問題」、本人のスキルの「問題」、仕事の仕組みの「問題」、組織の「問題」、業務量の「問題」など、「問題」は様々ある。
決められたことを、決められた通りにする仕事もあるが、ビジネスの世界は相手がいるので、常に方法を工夫し、絶えず変化させ、スピードをアップさせないとグローバル競争では負けてしまう。また逆に、強みは、変えてはいけない場合もありその見極めがとても難しい。
研究した結果、「問題」と「課題」については、下記が一番しっくりきています。
①「問題」とは、「あるべき姿」と「現実」のギャップのこと。
②「課題」とは、「問題」の中から主体的に解決するべきこと。
③問題は、放っておき、先延ばししておいてもよい問題もある。
ポイントは、全ての問題を解決しないといけない訳ではないという点です。
仕事では、あれも大変、これも問題だとよく言われます。でも放っておいてもよい問題もあります。「大変だー、こちらが優先だー」などと、様々に言われますが、本当に自分自身がやるべき事「≒課題」を見つけ、それに取り組むことが重要です。
工場組立ラインで部品不具合が発生したので、良品に組み替えて対応したのは「問題」を解決したこと。今後、部品不具合をどのように発生させないか?考えることが「課題」です。
ご飯を炊いたが、水が少なく、硬かったので焼き飯にしたのは「問題」の解決。今後、ちゃんとごはんをおいしく炊けるように工夫する[水の量を間違えないようにする]ことが「課題」です。
「問題」と「課題」の区分を意識して仕事すると頭の整理にもなり、仕事もはかどることが多いです(^^♪
また、問題解決ばかりしていると刹那的な達成感のみで終わり、根本解決に至らない場合があります。私も、品質の仕事をしていたのですが、ひとまず、品質問題を解決することだけをして一日、数か月が終わることが多かったです。
取り敢えず「品質問題は、部品を組み替えて対応した[火は消えた。消火完了!]」。でもまたいつどこで品質問題[ボヤ]が発生するかも分からないが、それはその時に考える。という感じ。
本当に必要なのは、品質問題が再発しないように仕組みを作る未然防止活動[火の用心]で、それが本来するべき「課題」です。
こんな感じで、「問題」と「課題」を区分して、「課題」に注力して取り組むことと効率が上がります。
自分の仕事が問題に取り組んでいるのか、課題に取り組んでいるのか、一度考えてみてください!(^^)!